保育園の365日

この園は子ども主体性第一を貫きながらも保護者の負担がほぼ無い状態という素晴らしい園だと思います。
他の園ではなかなか見られない異年齢保育を実施しており、ひとりっこのわが子でも自然と年上の子が年下の子をお世話するということが身に付きました。
先生の数も多く、チーム保育で担任以外の先生も数人教室や遊び場に常に付き添い、子どもたちから大人の目が離れることがほとんどないので保護者としても安心できます。
見守る保育の実践もしていて、子どもの方から先生に助けを求めればすぐに助けてくれますが、先生の方から先んじて「これやってあげる」ということはなく、子どもの「自分でやりたい」という気持ちを大切にしてくれます。
遊びもいくつかの選択肢から子どもひとりひとりがその日やりたいことを選ぶスタイルで、『皆一緒に同じことをする』というのはあまりないようです。
連絡帳でのやり取りもかなり密です。その日何をしたか、誰と仲が良いか、どんな遊びが好きか、どのおもちゃが好きか、給食ではこれが好き、好きな給食メニューのレシピなど細かいことまで教えてもらえます。先生方がいかに子どもたちひとりひとりを見ているかがよくわかります。
欠席の際の連絡はオンライン連絡帳での登録で完了するので、わざわざ電話しなくていいのは大変助かりました。
園のセキュリティについては、園舎が新しくなり、インターホン対応を経ないと園舎内に入れなくなっているので十分だと思います。
アクセスは正直そんなに良くはないと思います。
住宅街の中にあるので道が狭く、駐車場は広いのですが、送迎の時間帯はどうしても渋滞してしまいます。
施設については園舎、園庭ともに少し前に新しくなっているのでとても綺麗です。
建て替わる前からですが、園庭が広く、子どもたちが遠慮なく思いっきり走り回れてとても快適そうに見えました。
そして給食は園内の厨房で作られていて、とても美味しいです。
イベントと保護者負担についてですが、イベント数も保護者負担も最小限だと思います。
運動会、発表会、遠足ぐらいだったと記憶しています。
年長さんはお泊り保育があります。
運動会と発表会の保護者の出番は本番を観に行くことだけです。衣装のサイズ直しもお手伝いもありませんでした。
春の遠足は保護者も参加でした。
お弁当は月1回です。
保護者負担については最小限というかほぼ無いと言った方がいいかもしれません。
城山幼稚園にはとても感謝しています。
もしこれから先また子どもに恵まれて幼稚園に通わせるとしたら、近所にこども園はいくつもありますがこの園一択です。